研究課題
若手研究
切削加工した複数の部材同士を篏合(凹凸を利用した噛み合わせ)によって接合する日本古来の技法を応用し,篏合による構造物を家具から空間構造に至るあらゆるスケールで実現するための汎用的な数理設計手法を開発する.構造物の形状や部材接続関係を節点とエッジからなるデータ構造であるグラフで表現し,グラフの不規則な接続関係を考慮できるグラフ埋め込みを用いて構造・施工性能指標に関する特徴量を抽出することで,これまで変数空間が膨大で実時間で解くことができなかった構造最適化問題・製作シークエンス最適化問題を効率よく解くための機械学習ベースのアルゴリズムを構築する.