研究課題
若手研究
持続可能な住環境の創出に向けた様々な取組みが進められている。持続可能性に寄与する住環境の要因として「省エネ・省資源の取組み」「緑・生物多様性への貢献」「良好なコミュニティの形成」などが挙げられるが、各要因と居住者のウェルビーイングの関係性は明らかでない。ある種のサステナブルな行動は幸福度と正の相関がある一方で、各国のSDGsの「責任ある消費・生産」の達成度はその国の幸福度と負の相関があるなど、持続可能性とウェルビーイングは複雑な関係性にある。持続可能な住環境の創出を目指して、本研究ではウェルビーイングを考慮した持続可能な住環境の要因相互の関係性や、各要因の効果(幸福度やCO2削減)を解明する。