スピノーダル分解組織制御による超軽量・高強度Mg-Li基合金の創製

研究課題

研究課題/領域番号	24K17514
研究種目	若手研究
配分区分	基金
審査区分	小区分26040:構造材料および機能材料関連
研究機関	弘前大学
研究代表者	峯田才寛弘前大学, 理工学研究科, 准教授 (20804602)
研究期間 (年度)	2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス	交付 (2024年度)
配分額 *注記	4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円) 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円) 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円) 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード	Mg-Li合金 / 軽量合金 / 強度 / スピノーダル分解 / 組織制御
研究開始時の研究の概要	肥大化する消費社会を持続的に支えるために、超軽量Mg-Li基合金の開発に注目が集まっている。しかし本合金系は強度が低く、その産業応用が広まっていない。その中で近年、特定のMg-Li基合金において熱処理によりスピノーダル分解が生じ、強度が改善することが見出された。その飛躍的な強化の要因には不明な点があり、強化メカニズムの解明とさらなる高強度化が望まれている。本研究では、スピノーダル分解制御による強度と軽量性を両立したMg-Li基合金の創製を目的とする。そのために、組織と強度の相関から強化メカニズムを解明し、その知見を基に熱処理と巨大ひずみ加工を組み合わせた組織制御による高強度化を達成する。