研究課題
若手研究
全固体型フッ化物イオン電池は,現行のリチウムイオン電池に比べて優れた安全性と約5倍もの高い理論容量を示すため,車載用などの高エネルギー次世代二次電池の有力候補である.しかし, 純金属を用いた従来の活物質では,実容量・サイクル特性・レート特性の全てにおいて優れた材料系は見つかっていないのが現状である.本研究では,1000 mAh g-1に迫る大容量かつ低温にて100サイクル以上の電池動作を実現する新規正極活物質の開拓を目的とする.