カーボンシェルによる過酸化水素生成を抑制した新規PEFC用アノード触媒の開発

• 研究課題/領域番号: 24K17520
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分26040:構造材料および機能材料関連
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: PARK Jaehyeok 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任助教 (60911766)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 固体酸化物形燃料電池 / アノード触媒 / 過酸化水素生成抑制 / 白金触媒

研究開始時の研究の概要

本申請者は、Pt以外の貴金属を使用せずにPt粒子をカーボンシェルでカプセル化するだけでも触媒の電気化学表面積（ECSA）を減少させ、過酸化水素生成量を大幅に低減できることを発見し、本申請に至った。本研究では申請者が現在実施中のPEFCカソード触媒としてカーボンコアシェルPt系合金触媒の合成及び電気化学評価の経験を活かし、カーボンシェルの物性を制御することにより効果的に過酸化水素生成を抑制するPEFCの耐久性向上に寄与できる新規触媒材料開発と劣化抑制メカニズム解明を試みる。