研究課題
若手研究
複数のセンサを用いて,金属板成形時におけるトライボ状態(摩擦接触状態)を高精度に評価し,工具や金型の損傷を予測するシステムを開発する。センサには,フェーズドアレイ超音波,AEセンサ,ひずみゲージを使用する。板成形中,センサによる計測と同時にファイバースコープによる接触面の観察も行い,トライボ状態を詳細に調べて評価する。絞り加工よりトライボ状態が厳しく,焼き付きなどの損傷が発生しやすい再絞り加工やしごき加工の実験から金型損傷予測手法の構築も行う。