研究課題
若手研究
微生物を含む環境中でステンレス鋼が短期間に腐食する事例 (微生物腐食)が報告されている。しかしながら、「微生物がどのようにして腐食に関与し、鋼表面のどこから腐食が発生するのか?」という根本的なメカニズムの理解には至っていない。本研究では、無機的な腐食環境において腐食発生起点としての報告が多いMnSのような硫化物系介在物と鋼母相界面に着目し、微生物存在下における腐食の発生起点の特定とそのメカニズムの構築を目指す。