研究課題
若手研究
金ナノ構造体の精密な加工には特殊な設備や熟練した技術が必要であり、キラルプラズモニック材料の作製法には生産性の面で多くの課題が残されている。そこで、本研究ではナノ材料の大量合成に適した金ナノワイヤーの湿式化学合成と、キラルな形状を有する分子鋳型を組み合わせたキラルプラズモニック材料の合成法について検討する。特に、添加剤による鋳型の形状制御法について検討し、様々な形状のキラルプラズモニック材料の合成を試みる。最終的に、材料のナノ構造が光学特性に及ぼす影響について明らかにする。