研究課題
若手研究
本研究では、社会的振る舞い(例: 闘争・繁殖)についての脳機能と神経伝達物質の動態解明を目的とした表面プラズモン共鳴型化学量センサの神経プローブ化を実現する。神経伝達物質の一種である神経ペプチドを動物の動きを妨げることなくワイヤレスに計測する方法は濃度分解能の低い電気化学的計測等に限定されていた。本研究ではこれまで大型で脳内に埋め込み困難であった表面プラズモン共鳴型センサを金回折格子と半導体接合を用いて神経プローブとして一体化し、脳内埋込を実現する。