研究課題
若手研究
本研究では、結晶内部の転位の3次元的な振る舞いを可視化するシステムを構築し、半導体結晶における転位の3次元的な挙動を明らかにしたうえで、デバイスの電気特性との相関を解明する。3次元非破壊評価手法としてX線回折ラミノグラフィー測定技術を構築し、炭化ケイ素(SiC)バルク単結晶およびエピタキシャルウエハ中での転位の3次元的な伝搬を可視化した上で、挙動の異なる個々の転位がパワーデバイスの電気特性に与える影響を明らかにする。