研究課題
若手研究
円偏光ルミネッセンス(Circularly Polarized Luminescence: CPL)は、次世代の光情報通信技術などへの応用が期待され、新たな産業の芽として注目されている。CPLの信号を検出することによって生体試料や表面上の物質の同定も可能である。ランタノイド錯体での研究が盛んである一方、アクチノイド錯体での報告はウランとキュリウムの二元素程度に留まっている。そこで、本研究ではアクチノイドの物性の開拓、機能の創出、新規検出法の確立を目指し、CPLの特性を明らかにする。