研究課題
若手研究
1H NMRによるヒト尿中代謝物の定量分析では、プレサチュレーション(presat)など軽水消去法によるバイアスの低減が課題の一つとなる。先行研究にて考案したdual-presat法は、正確な成分定量を可能とする一方、RF磁場の不均一性のために遠方の水由来のシグナルを十分に消去できない。そこで本研究では、遠方の水由来のシグナル消去可能なNOESY-presat法等と、dual-presat法を組み合わせた手法を開発する。