研究課題
若手研究
環状オリゴ糖であるシクロデキストリン(CyD)とポリエーテルを室温の水中で混合すると、トポロジカル超分子ナノシート材料(Pseudo-PolyrotaxaneNanosheet; PPRNS)が自発的に形成される。PPRNSはその超分子性基づき、サイズ、表面化学、組成などをデザインすることができるが、その形成機構は未解明である。本研究ではPPRNSの形成機構の解明する。またその基盤的知見をもとにPPRNSの構造および機能の多様化に取り組む。さらにはPPRNS中のCyDに化学架橋を施し、不安定であったPPRNSを安定化させた材料の創製に挑戦する。