高耐久性ジクマロール超分子ファイバーの開発と“超分子繊維”の形成モデルの提唱

• 研究課題/領域番号: 24K17744
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分35030:有機機能材料関連
• 研究機関: 島根大学
• 研究代表者: 王 傲寒 島根大学, 学術研究院環境システム科学系, 助教 (80804773)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 超分子マイクロファイバー / ジクマロール

研究開始時の研究の概要

申請者が最近開発したジクマロール低分子から直径数十マイクロメートル、長さ1 メートル以上となる超分子ファイバーを空気中、室温下で、簡単かつ瞬時に一本のみ取り出す技術を用いて、非共有結合のみで構築される超分子繊維の作製技術を確立する。さらに、非接触・非破壊的測定方法により高耐久性超分子ファイバーの時間経過に伴う崩壊を分析することで、繊維状集合体を含まない超分子ゲルから直接超分子繊維が形成する低分子の新たな高異方性自己集合モデルを提唱する。