糖鎖受容体を標的とした細胞選択的膜透過糖ペプチドの新規開発

• 研究課題/領域番号: 24K17785
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分37010:生体関連化学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 野村 幸汰 京都大学, 工学研究科, 特定助教 (30902267)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 糖鎖 / ペプチド / アミノ酸 / タンパク質 / 有機合成化学

研究開始時の研究の概要

本研究では、既存の細胞膜透過性ペプチド（CPPs）の欠点を解決する次世代の物質輸送剤である細胞膜透過性糖ペプチド（CPGs）を開発する。CPGsは細胞膜上の糖受容体に選択的に結合することで、高い細胞選択的透過性と安定性を実現する。CPGsによる生体内での高効率な薬物送達を可能にした暁には、血液脳関門に対する効率的な透過についても検討する。この技術は次世代の細胞治療に応用され、標的組織への効率的な薬物送達を可能にする。