研究課題/領域番号 |
24K17826
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分38030:応用生物化学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
新井 達也 北海道大学, 先端生命科学研究院, 助教 (90890145)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 氷結晶結合タンパク質 / 細胞ネクローシス / 不凍タンパク質 / 非凍結細胞保存 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、氷結晶結合タンパク質(IBP)が低温誘導性ネクローシスを阻害する分子メカニズムを解明することを目的とする。そのために、変異体や様々な細胞を用いた実験により、IBPと細胞の結合メカニズムを明らかにする。さらに、低温以外のネクローシス(温度、浸透圧、圧力、pH)に対してもIBPが機能するのかにも着目し、細胞保護機能を網羅的に調べる。これらの結果を総合し、IBPが様々な環境変化におけるネクローシスから細胞を保護する多機能性タンパク質であることを証明し、その分子メカニズムの詳細に迫る。本研究により明らかにされる内容は、細胞の長期保存技術や環境適応耐性獲得の理解に大きく貢献すると考えられる。
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