研究課題
若手研究
上皮細胞の細胞間接着は組織の機能を維持するうえで重要であり,接着の低下はがんの転移など様々な疾患の要因となる.本研究グループでは,シソ科植物・ハマゴウに含まれるジテルペノイド類が子宮内膜細胞の細胞間接着分子(E-cadherin)の減少を抑制することを見いだした.そこで本研究では,本ジテルペノイドの誘導体を化学合成し,活性発現に必要な構造を明らかにする.さらに,その作用メカニズムやin vivoでの治療効果を検証する.