エルゴチオネインの神経保護作用とアルツハイマー型認知症治療薬への応用

• 研究課題/領域番号: 24K17854
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分38050:食品科学関連
• 研究機関: 昭和大学
• 研究代表者: 小口 達敬 昭和大学, 医学部, 准教授 (60867670)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: アルツハイマー型認知症 / アミロイドβ

研究開始時の研究の概要

アルツハイマー型認知症患者(Alzheimer’s disease: AD)は、アミロイドβ蛋白(1-42)オリゴマー(Amyloid-β oligomer: Aβo)が脳への強い毒性を有していると考えられている。ADの進行予防・治療のためには、Aβの凝集抑制や、その毒性効果を減弱する薬剤を長期間投与する必要がある。エルゴチオネイン(Ergothioneine: EGT)は、タモギタケなどに含まれる天然由来成分で、強い抗酸化作用が知られている。そこで本研究では培養細胞およびADモデルマウスでEGTが有するAβoに対する効果を検証する。