研究課題
若手研究
終末糖化産物(AGEs)は加齢や糖尿病により生体内で促進的に形成される老化タンパク質で、その受容体RAGEへの結合を介して糖尿病性腎症の発症・進展に関わることが明らかにされている。本研究では、糖尿病モデル動物を低タンパク食、動物由来高タンパク食、植物由来高タンパク食で飼育し、糖尿病性腎症に対する影響およびその分子機序の解明を行う。さらに、研究代表者の所属する研究グループが開発したAGEsやRAGEを阻害する核酸アプタマーにより、高タンパク食による腎障害を抑制することができるかどうかについても検証する。