Promoter editingとエピゲノム編集によるイネ有用アレル・エピアレルの創出

• 研究課題/領域番号: 24K17878
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分39010:遺伝育種科学関連
• 研究機関: 公益財団法人岩手生物工学研究センター
• 研究代表者: 野村 ちひろ 公益財団法人岩手生物工学研究センター, ゲノム育種研究部, 契約研究員 (70965384)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: Promoter Editing / エピゲノム編集 / 新規アレル / 順遺伝学 / イネ

研究開始時の研究の概要

本研究は、promoter editingおよびエピゲノム編集をイネに適用することで、多様な新規アレルおよびエピアレルを作出し、多収に最適なアレルの獲得を試み、いち早くイネ育種への応用可能性を示すことを目的とする。
具体的には、収量関連遺伝子のプロモーター領域に多数のランダムな変異をCas9によって引き起こし、その中から新規の有用なアレルを同定する。さらには、Cas9の部分をdCas9とメチル化（または脱メチル化）酵素が接合した複合体に置き換えることで、プロモーター領域にランダムなDNAメチル化（または脱メチル化）を引き起こす新規アプローチを考案し、その有効性を検証する。