研究課題
若手研究
化学肥料の過剰使用によって引き起こされる環境負荷を軽減するために、有機質肥料の利用促進が求められている。しかし、現代育種は化学肥料を使用した栽培体系を前提としており、有機質肥料との調和が欠如した系統・品種が選抜されている可能性がある。本課題では、有機質肥料に対する生育応答を向上させる遺伝子同定と機能解析により、イネ根圏の土壌微生物叢および有機質肥料効果の発現を制御するイネの分子機構を解明する。