新規発現応答性を示すFLCホモログに着目したBrassica oleraceaの開花制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K17887
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分39030:園芸科学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 木下 有羽 京都大学, 農学研究科, 助教 (20983191)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: Brassica oleracea / アブラナ科作物 / 花成 / 春化 / FLC

研究開始時の研究の概要

アブラナ科植物では低温遭遇により花芽分化が促進される (春化)。キャベツをはじめとして重要野菜を多く含むBrassica oleracea種は植物体春化型に分類され、幼苗の間は低温に遭遇しても花芽分化が誘導されない性質 (幼若性) をもつ。本研究では、春化経路の鍵遺伝子FLOWERING LOCUS C (FLC)のB. oleraceaホモログにおいて、一部のホモログが他とは異なる新規の発現挙動を示すことに着目し、これらと植物体春化メカニズム、すなわち苗齢依存的な花成抑制メカニズムとの関連を明らかにすることを目指す。