研究課題/領域番号 |
24K17902
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分39050:昆虫科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
向井 歩 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 特任助教 (40846341)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 季節適応 / 休眠 / 母性効果 / 幼若ホルモン / 昆虫生理学 |
研究開始時の研究の概要 |
母性休眠誘導とは,母親が経験した環境に応答して子の休眠が決まる現象である.休眠は自発的な発育の停止であり,昆虫が温帯で生存する上で重要である.母性休眠制御機構の知見は限られる.寄生蜂キョウソヤドリコバチでは,母性休眠誘導に幼若ホルモン(JH)が関与することが知られるが,休眠とJHのかかわりには不明な点が多い.本研究では,JHによる子の休眠決定のしくみを明らかにするために,母性JHの卵への取り込みが休眠にかかわるのか,直接の取り込み以外の要因で子の休眠が決定されるのかを検証する.さらに,幼虫休眠を制御するエクジステロイド(Ec)とJHのかかわりも検証し,母性休眠誘導のしくみの解明を目指す.
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