研究課題/領域番号 |
24K17931
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分40010:森林科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 |
研究代表者 |
大澤 光 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70839703)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 地すべり / 積雪水量 / Rain-on-snow / 選択流 / 野外観測 |
研究開始時の研究の概要 |
融雪地すべりは、一般に積雪水量の増加にともない豪雪時に発生数が増えるが、近年少雪年においても重大な災害へと発展した例が相次いでいる。そのメカニズムとして、冬期の平均気温が上昇することで通常雪として地表へ至る水分が雨へ置換され、 雨滴熱による積雪の融解により地表面へ到達する水量の増加を招くことが考えられた。この仮説を検証するために、地すべり地における過去の気象・地下水観測データを用い、新たな雨・雪判別観測から過去の雨・雪量の割合を推定し、熱収支計算による水量を入力として豪雪・少雪時の地下水圧の応答を物理モデル化し、斜面安定解析式と連立することで、極端気象時の地すべり発生リスクを定量的に評価する。
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