研究課題
若手研究
代表者(鈴木)はこれまでに、イオン液体を溶媒かつ触媒として用いた均一系のエステル交換反応により、木質全成分(セルロース・ヘミセルロース・リグニン)の水酸基を任意のアシル基・置換度で修飾する合成技術を確立している。本研究では、上記反応により、各種木粉に有機溶媒への溶解性を付与した後、湿式成形に供し、新規膜材料へと加工する技術開発に従事する。また、当該技術により作製された新規膜材料について、防水透湿膜としての応用可能性を検証する。