セルロースからなる自己修復材料におけるコレステリック液晶性の創発

• 研究課題/領域番号: 24K17943
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分40020:木質科学関連
• 研究機関: 東京理科大学
• 研究代表者: 岩田 直人 東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 助教 (90837056)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: セルロース / コレステリック液晶 / ブラッグ反射 / 自己修復

研究開始時の研究の概要

石油資源から合成される高分子材料は、現代の社会に必要不可欠なものである。しかし、石油資源の埋蔵量には限りがあるため、天然資源を利用して新たな機能性材料を創製する「バイオマスリファイナリー」は、持続可能な社会を実現するためにも必須である。そこで本研究では、地球上に最も豊富に存在する天然高分子であるセルロースを原料とし、コレステリック液晶（CLC）性と自己修復性を兼ね備えた新たな架橋膜を創製し、低環境負荷な色材としての展開を目指す。