研究課題
若手研究
内食の頻度増加はわが国のフードシステムの持続的発展にも重要な役割を果たす。また、内食は生涯にわたり様々な経験を積むなかで、技術の習得や価値観が形成される。つまり、調査時点における実態分析だけでは不十分で、過去から現在に至る時間経過をふまえた視点で捉えること、そして個人的な経験にも目を向けた分析が重要となる。本研究では、これまで見落とされがちであった個人を取り巻く状況や生活文脈にも注視しながら、内食の消費行動を探索することで、内食の頻度増加に向けた消費行動モデルの拡張に寄与することを目指す。