研究課題
若手研究
本研究は、食料品価格に存在している地理的な、あるいは時間的な価格の分散がどのような消費者行動や小売店舗行動の結果生じているのかを明らかにする。価格分散は競合店舗の存在や特売等によって生じるが、それらは小売店舗の地理的な分布や消費者行動と表裏一体であり、マーケティング活動や消費者が置かれている買い物環境によって異なる。それらを整理・把握することで、食料品の価格分散が生じるメカニズムや適切な価格がオファーできる持続的な食料供給体制構築に向けた示唆を得ることを目指す。