研究課題
若手研究
2010年代後半以降、地域おこし協力隊の実施体制は多様化している一方で、依然として協力隊員と自治体との間でミスマッチの発生が課題となっている。こうした状況下では、実施体制ごとにミスマッチの要因の解明とその対策を検討することが、ミスマッチ解消・軽減に向けて必要不可欠である。そこで、本研究では地域おこし協力隊における実施体制を類型化したうえで、類型化した実施体制ごとの事例調査を通じてミスマッチの要因の解明および中間支援組織の役割の解明を行うことを目的とする。これらの成果を通じ、地域おこし協力隊における実施体制ごとのミスマッチの解消・軽減に向けた運用方法の提示を目指す。