牛RSウイルスの細胞内侵入機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K18025
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分42020:獣医学関連
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 山本 聡美 北里大学, 獣医学部, 助教 (70801364)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 牛RSウイルス / 細胞内侵入

研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、牛RSウイルス(BRSV)の細胞内侵入機構を解明することである。BRSVによる牛の呼吸器病は、ワクチンの使用にもかかわらず発生が頻発し、経済的な損失が大きい。しかし、BRSV感染の分子機構は遺伝的に近縁なヒトRSウイルス(HRSV)とほぼ同様であるとされ、実際には検証されてきていない。また、HRSVにおいても、報告されている宿主因子の詳細な分子機構は明らかになっていない。本研究は、BRSVの細胞内侵入に必要な受容体を同定し、各受容体間の相互作用を明らかにすることで、BRSV感染に対する新たな治療戦略の開発に向けた礎を築けることが期待される。