研究課題
若手研究
本研究は北海道の牛ヨーネ病、牛サルモネラ症、牛ウイルス性下痢および牛伝染性リンパ腫について、空間疫学による発生パターンの解明、地域別リスク評価を行い、地域毎の発生要因とリスク評価に応じた疾病制御対策を立案することを目的とする。計画・方法は①疾病発生、農場位置および環境データの収集と整理、②空間・時空間解析による発生パターン解明、クラスター検出と地域別リスク評価、ならびに発生要因の仮説構築、③質的調査による発生要因の推定と地域毎の疾病制御策の検討・立案、である。本研究は量的・質的研究を組合わせた混合研究法を用い、地域コミュニティも対策立案に関わる。