研究課題/領域番号 |
24K18079
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
坂爪 明日香 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 基幹研究院研究員 (30980081)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | サンゴ幼生 / 遊泳行動 / 重力走性 / 着生 / 分散 |
研究開始時の研究の概要 |
サンゴの受精卵から発生した幼生は、全身に生える多数の繊毛を動かして海中を浮遊し分散した後、海底の岩盤上に着生する。浮遊期間中の幼生は、重力に対して走性を示し、上下に直進する様子や短時間のうちにヘアピン状の軌跡を描きながら上下にターンをする様子が観察される。しかし、幼生がどのような仕組みで重力を感知し、上下方向に遊泳方向を維持するのかは明らかになっていない。本研究では、可動式ステージを搭載した顕微鏡による観察、3D観察、繊毛運動の観察を主たる方法として精密な行動解析を行い、重力感知から走性行動の発現に至る仕組みの解明を目指すとともに、幼生の着生と分散における重力走性行動の生態学的意義を考察する。
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