配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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研究開始時の研究の概要 |
認知症や脳卒中などの脳疾患状態では,グリア細胞やマクロファージなどの細胞形態や遺伝子発現が多様に変化することが分かっている。これらの変化が疾患病態にどのように関与するかを明らかにするには生体脳イメージングが有効であり,同一細胞から複数の生理情報を取得することが望まれるが,既存の技術では困難であった。そこで本研究では,ナノ量子センサによる細胞内多項目計測技術を生体脳内に応用する技術開発を進めた。具体的には,ナノダイヤモンドの脳内細胞への導入法と,生体ナノ量子センサ計測に最適化した顕微鏡システムを構築する。構築した計測系を用いてマウスの生体脳内細胞から多項目計測を実施し,有用性を検証する。
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