光合成産物の資源分配に着目したサンゴ共生藻の共生能力の解明

• 研究課題/領域番号: 24K18190
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分45040:生態学および環境学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 石井 悠 京都大学, 農学研究科, 特別研究員(RPD) (40770813)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 褐虫藻 / 共生 / 糖 / 進化 / 光合成産物

研究開始時の研究の概要

単細胞藻類である褐虫藻は、サンゴなどの刺胞動物をはじめ多くの生物と共生し、熱帯・亜熱帯海域の一次生産者として大きな役割を担う。宿主の単・多細胞性や細胞内・外を問わず、柔軟に宿主と共生する褐虫藻だが、褐虫藻のどのような生理的性質が共生能を決定するか、という点は不明である。本研究ではこれまでの研究から立てられた、褐虫藻の貯蔵と排出への資源分配が共生能力を決定するという仮説を検証するため、複数の共生性・非共生性褐虫藻の糖代謝を定量的に測定し、比較解析する。