研究課題/領域番号 |
24K18192
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
和田 葉子 宮崎大学, 農学部, 助教 (00865420)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 粘液 / 貝類 / 捕食-被食関係 / 岩礁潮間帯 / 群集 |
研究開始時の研究の概要 |
生物は情報を常に生み出し,他個体,他種はその情報を用いて,異質な環境下で意思決定を行っている。本研究では,生物の“情報”が,生態系の複雑性とその維持機構解明の鍵を握ることを示すことを目指す。そのため,岩礁生態系を対象に,そこに生息する貝類が移動のたびに分泌する粘液に着目し,情報源として種間相互作用や群集の形成・維持にどう貢献するのか明らかにする。まず,野外にて,生物の種数,アバンダンスに関する時系列データを取得し,因果関係の検出,相互作用強度の定量化を行う。そして,貝類の移動軌跡から粘液跡の軌道を描画し,検出された種間相互作用が成り立つメカニズムを,粘液の軌道解析と室内実験により明らかにする。
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