植物と植食者の化学的相互作用から解明する植物の多種共存機構

• 研究課題/領域番号: 24K18194
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分45040:生態学および環境学関連
• 研究機関: 東京都立大学
• 研究代表者: 大崎 晴菜 東京都立大学, 理学研究科, 日本学術振興会特別研究員(PD) (70987081)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 植物ー植食者相互作用

研究開始時の研究の概要

草食昆虫は餌となる植物種に特異的な化学物質を感受して餌場を探索する。また、植物の化学的な組成は、植物同士の干渉によって変化しうることも近年明らかになりつつある。植物同士の干渉に伴う化学的変化と草食動物の化学的応答は、どのように相互作用しているだろうか？本研究では、植物―草食昆虫間の化学的相互作用によって駆動される植物の多種共存機構を探索する。多年生草本を対象に、数理モデルによる理論的アプローチと栽培実験・野外調査による実証的アプローチの両方を実施する。