研究課題/領域番号 |
24K18205
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分45050:自然人類学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川田 美風 京都大学, 理学研究科, 助教 (90980631)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 出産 / 骨盤 / 大腿骨 / 形態共変異 / 運動効率 |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトは直立二足歩行への適応により狭くなった産道で、頭(脳)の大きな子を産まなくてはならないため難産である。難産は産道の拡大によって解消されるはずであるが、産道径の拡大は二足歩行中の股関節の運動効率を下げるため、運動効率の観点からは不適であるとされる。一方で、男性と産道の広い女性において運動効率の有意な差はないとする研究もあり、産道拡大に伴う運動効率の低下への何らかの対策が存在すると考えられる。本研究では、骨盤とともに股関節を形成する大腿骨の形態が骨盤形態と共変異することにより、産道の拡大に伴う運動効率の低下を補填していると仮説を立て、骨盤―大腿骨間の形態関係を明らかにすることでこれを検証する。
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