睡眠中の感覚入力による覚醒を抑制する神経メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24K18208
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分45060:応用人類学関連
• 研究機関: 高知工科大学
• 研究代表者: 竹田 昂典 高知工科大学, 総合研究所, 助教(大学支援研究員) (60882032)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 睡眠 / 脳波 / K-complex / 意識 / 固有神経時間スケール

研究開始時の研究の概要

私たちは睡眠時、特に深い睡眠状態にある時意識を失っており、強い感覚刺激が与えられない限り覚醒しない。以前よりK-complex（KC）と呼ばれる脳活動の抑制現象がそのような睡眠状態の維持に重要であることが知られている。一方、最近になり固有神経時間スケール（INT）と呼ばれる特徴の睡眠中の変化が感覚刺激への反応の消失に関連する可能性が報告され、KCに加えてINTも覚醒の抑制に貢献していることが示唆された。本研究では夜間睡眠中に聴覚刺激を与える脳波実験を実施し、このことを実証する。