研究課題
若手研究
自閉スペクトラム症をはじめ様々な精神・神経疾患において共感性の障害が認められている。共感性は社会的コミュニケーションにおいて、他者への思いやりや感情を理解するために重要な精神機能であるが、その詳細なメカニズムについては明らかになっていない。本研究課題では、独自に開発した簡便な共感性評価法を用いて包括的フォワード・ケモジェネティクス法を主軸に共感性の神経メカニズムを明らかにする。本研究課題で得られた知見に基づいて、共感性の障害に対する新規治療薬の開発に繋げる。