神経細胞の発達が引き起こす大脳皮質シワ形成機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K18227
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分46020:神経形態学関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 齋藤 健吾 金沢大学, 医学系, 助教 (60981214)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 大脳皮質 / 脳回 / 脳溝 / フェレット

研究開始時の研究の概要

高等哺乳動物では大脳皮質の皺の存在により、脳機能の発達が可能になったと考えられている。従って、大脳皮質の皺形成機構は重要な研究課題であるが、その実験的解析は遅れている。我々の研究室では、大脳に皺を持つ食肉類哺乳動物フェレットを用いて、これまでにフェレット大脳での遺伝子操作技術を独自に確立してきた。そこで本研究課題では我々の独自の技術を用いて皺形成機構の分子機構に迫る。さらに大脳皮質に皺を持つフェレットと皺を持たないマウスを用いて、その違いを生み出す分子機構を明らかにする。