研究課題
若手研究
近年、生活習慣病による毛細血管網障害と各種病態への関与が指摘されているが、毛細血管網障害から組織機能障害に至る詳細な機構は不明である。本研究では、毛細血管網の変容がどの様に組織機能に影響を与えるのかに焦点を当て、生活習慣病による毛細血管網障害過程の評価と、それによる組織機能・病態形成への影響を、生活習慣病モデルマウスと新規に樹立する時期特異的血管基底膜障害モデルマウスを用いて明らかにする。それにより、毛細血管網障害を基礎とした多数の疾患の革新的治療法開発の基盤構築を目指す。