研究課題
若手研究
細胞膜構成脂質であるスフィンゴ脂質は、マイクロドメインと呼ばれる微小領域を形成し、膜を介したシグナル伝達に重要な役割を果たすが、CD8T細胞における脂質マイクロドメインの機能はほとんど知られていない。本研究ではスフィンゴミエリンマイクロドメインがCD8T細胞のTCRレパトアに与える影響および細胞機能に与える影響を解明し、T細胞の機能異常に起因する疾患に対して膜脂質発現の解析による新たな診断法や膜脂質発現の調節による新規治療法の確立を目指す。