13C NMR化学シフト値に基づくクレロダン骨格の簡便な相対立体配置決定法の確立と検証

• 研究課題/領域番号: 24K18301
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 西殿 悠人 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 研究員 (40979473)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: クレロダンジテルペン / 13C NMR / DFT計算 / 相対立体配置

研究開始時の研究の概要

クレロダンジテルペンは、数百種以上の植物に含まれる二次代謝産物の一種であり、さまざまな生物活性を示すことが知られている。今後、これらの化合物を創薬シーズとして、研究をさらに発展させていくためには、正確な構造決定が不可欠である。しかしながら、既知のクレロダンジテルペン類には、たびたび誤った立体構造が帰属されている。そこで、研究代表者は、先行研究において、クレロダン骨格の相対立体配置を簡便に判別する（決定する）方法として、13C NMR化学シフト値に基づく方法を提案した。本研究では、本方法の妥当性を検証し、最終的に、クレロダン骨格の簡便な相対立体配置決定法を確立することを目指す。