研究課題
若手研究
フルオロキノロン系抗菌薬は大動脈瘤・解離のリスクを上昇させることがあるが、誘発機序は不明である。これに対し申請者は、オステオポンチン (OPN)-マトリックスメタロプロテアーゼ経路の関与を想定し研究を進め、腹部大動脈瘤(AAA)形成時にOPNが増加していることを明らかにした。本結果を深化させ、本研究ではAAA病変部近傍微小環境の細胞間相互作用に着目して、リスク上昇機序の全容を明らかにする。