糸球体疾患での血尿発生の場はどこか：糸球体「丸ごと」連続切片法を活用した解決

• 研究課題/領域番号: 24K18354
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分48010:解剖学関連
• 研究機関: 順天堂大学
• 研究代表者: 川崎 優人 順天堂大学, 大学院医学研究科, 学振特別研究員(PD) (60991966)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: アレイトモグラフィー / ボリューム電顕法 / 血尿 / 糸球体

研究開始時の研究の概要

赤血球が尿中に漏出する血尿は糸球体疾患のスクリーニングや病勢評価に重要な指標であり、血尿の原因は炎症等による糸球体基底膜（GBM）の構造変化だと考えられてきたが、責任病変が低密度かつ限局的にしか存在しないため、現在まで血尿の責任病変を発見できずにいた。本研究では電顕で組織の連続超薄切片を観察する手法「ボリューム電顕」の1種であるアレイトモグラフィー法（AT法）を活用することで、糸球体を丸ごと観察し赤血球漏出経路の実体を解明する。