研究課題
若手研究
本研究では、CD56の発現アイソフォームの違いについてNET-CAGE法を用い、検索する。19個のexonを有する糖タンパクであるCD56には、選択的スプライシングにより複数のアイソフォームが存在するが、CD56を発現する各腫瘍におけるアイソフォームの違いについては以前明らかになっておらず、CD56を発現する多彩な各腫瘍におけるCD56のアイソフォームの違いを明らかにすることにより、新規治療標的および診断マーカー開発を目指す。解析結果から、真の神経内分泌分化を示すアイソフォームと他の機能を有するアイソフォームを分別することで、新規治療標的・診断バイオマーカー開発への展開が期待できる