研究課題
若手研究
本研究は小児重症拡張型心筋症の補助人工心臓装着中に出現する拡張障害について、疾患特異的iPS細胞と患者左室心筋組織の解析を通じてその原因遺伝子もしくは遺伝子発現の変化を明らかにすることを目的とする。拡張障害は臨床でも評価が難しく、一方でその有無は臨床的には補助人工心臓装着中の心機能回復に関わる重要な予後関連因子であるが詳細は不明である。本研究は拡張障害の表現型のモデル作成とそのメカニズムに迫るという点でこれまでにない挑戦的研究である。