コルミオウイルス科ウイルスの多様な感染伝播機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K18455
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分49060:ウイルス学関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 岸本 麻衣 大阪公立大学, 大学院獣医学研究科, 助教 (20822068)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: サテライトウイルス / コルミオウイルス / ヘルパーウイルス / 感染伝播機構

研究開始時の研究の概要

D型肝炎ウイルスに代表されるコルミオウイルス科ウイルス（KoV）は、単独感染ではウイルス粒子を形成しないサテライトウイルスであり、粒子形成には、共感染したヘルパーウイルスのエンベロープタンパク質を必要とすると考えられてきた。しかし近年、様々な動物から発見された新規KoVについてはヘルパーウイルスが未同定であり、感染伝播機構は明らかにされていない。本研究では、公共RNA-seqデータの探索とウイルスの人工合成系による評価を組み合わせ、脊椎動物由来KoVのサテライト/ヘルパー関係を網羅的に調べることで、KoVの多様な感染伝播機構の体系的な解明を目指す。