婦人科腫瘍における新興の概念である中腎様腺癌の独立性を探求する

• 研究課題/領域番号: 24K18493
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分50010:腫瘍生物学関連
• 研究機関: 埼玉医科大学
• 研究代表者: 美山 優 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (90843326)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 中腎様腺癌 / 卵巣 / 子宮 / 類内膜癌 / KRAS

研究開始時の研究の概要

本研究では、類内膜癌症例との対比を軸に、約100例の中腎様腺癌 (mesonephric-like adenocarcinoma, 以下MLA)を解析する。まずは組織形態やタンパク発現をもとにMLAを診断し、組織形態的な悪性度因子や各タンパクの診断的有用性を見出す。次に、発生母地が病期に与える影響を検討する。さらに、病理標本上で遺伝子変異を可視化することで、MLAの発生・進展過程を探る。そして、MLAを分子遺伝学的に分類する。