研究課題/領域番号 |
24K18508
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
鈴木 隆介 金沢大学, がん進展制御研究所, 博士研究員 (70882215)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | m6A修飾 / 選択的ポリアデニル化 / がん細胞の薬剤耐性化 |
研究開始時の研究の概要 |
分子標的薬によるがん治療が高い奏功性を示している一方、薬剤耐性化による再発が、完治を阻む大きな障壁となっている。耐性化を促進する遺伝子群は明らかにされつつあるものの、その発現制御メカニズムは、いまだ不明な点が多い。申請者らは、EGFR変異肺がんの分子標的薬(EGFR-TKI)に対する耐性獲得において、既に報告されている遺伝子変異や上皮間葉転換に加えて、m6Aメチル化修飾や選択的ポリアデニル化(APA)といったmRNA転写後制御が寄与する可能性を新たに見出した。本研究では、これらのmRNA転写後制御に着目して、肺がん細胞の薬剤耐性化の分子基盤を解明し、耐性化を阻止する新規治療標的の同定を目指す。
|